2024年10月17日お昼過ぎに、俳優西田敏行さんが死去されたとのニュースが流れました。
福島県出身、そして釣りバカ日誌が大好きな私にとって、西田さんの死はとても寂しい。
しかも、実の父親と同じ歳なんですよ。
寂しいなぁ…
西田さんの作品はどれも好きだけど、やはり「釣りバカ」が一番好き。
独身時代、会社の福利で山形方面のバスツアーに行った際に、帰りの車内で「釣りバカ」が流れたことから私の釣りバカ好きが始まりました。
文部省推薦と流れ始めたのに、「合体」
大丈夫なの・・・!?
なんでこんなのが文部省推薦映画なんだと、当時は呆れ半笑いでした。
(でも本当に、こんなギャグ言う上司たくさんいたよね、あの時代)
福島訛りも、本当にそのまま。「こんなに訛ってねえべ?」って思うけど、うん。訛ってんだない。
いつの間にかテレビで放送されるときは必ず見るようになり、なんなら、休日に1人で見るくらいどんどんハマっていきました。
当時20代の私が釣りバカ好きなんて言うと、よく変に思われたものです。
どの作品も面白くて・・・あったかくて…面白くて(2回目)
岩手県でも撮影が行なわれ、釜石市と遠野市が出ていますね。(釣りバカ日誌6)
ハマちゃん(西田敏行)が、スーさん(三國連太郎)と一緒に釜石に来るのですが、運転してきたスーさんが旅館の人に運転手さんと間違われて、社長であるスーさんと間違われたハマちゃんがスーさんの代わりに講演会に出席しなきゃいけない状況へ・・・
元々は、釜石市役所の観光課の方がロケの誘致をされたのだとか。間違いなく、この作品を通して「釜石」と言う名は全国に知ることになりましたよね。県外に住んでいた私もその1人。
私が初めて釜石に行った際には、作品に出てきた旅館「花の井ホテル」へ連れて行ってもらいましたが、残念ながら「花の井ホテル」は閉業していました。
検索してみると、2008年までは宿泊された方の口コミが書かれているのですが、その後、2010年には営業はされていない様子の画像を乗せている方も。どうやら震災前から閉業されていた可能性が高いです。
花の井ホテルの目と鼻の先には「愛の浜」と言う素敵な海岸があります。ハマちゃんもスーさんもこの風景を見たんだろうなぁ、と思いながら石と波の音に耳を傾けましたよ。
西田さんが扮する仮装も、なんとも言えない面白さがありましたね。釜石の時はレゲエラッパーでしたね。
「かまいし みちのく NO1〜♪」
そしてつい最近も、釣りバカファイナルを見て、三途のババアで笑ったばかり。
西田さん、本当の三途の川渡っちゃったんだね。あんなババアは居たのかな。
あの世では、またスーさんこと三國連太郎さんと会えて、「本物の三途の川だない。ババアいねぇのない。俺、踊っちゃうかな」「お辞めなさいよハマちゃん」なんて笑いながら話していたら面白いな。
これからも「釣りバカ」、そして多くの作品を楽しみます。
落武者になって出てこないでね(ステキな金縛りも凄く好き笑)
たくさんの笑顔をありがとうございました。
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